韓経:「トランプ浮揚策・原油価格上昇は好材料…世界貿易量は来年回復」=韓国

  • 2016年12月2日

世界の貿易量が底をついて来年は回復するという見方が出ている。韓国の輸出が反騰するという予想が出てくる理由の一つだ。

増えない世界貿易量は輸出に依存している韓国には大きな問題だ。昨年1月から今年3月まで15カ月連続で世界貿易量が停滞したという研究結果(英国経済政策研究センター)もあった。世界貿易量は2008年のグローバル金融危機など例外的な状況を除けば少しずつでも増加するのが一般的だった。英国経済政策研究センターは「増加幅が縮小したのではなく増加が止まった」と説明した。根本的に輸出が増えにくい環境だったということだ。

しかし最近になって雰囲気が変わり始めた。トランプ米次期大統領のインフラ投資公約、原油価格上昇などによる新興国の景気回復で貿易量が少しずつ増えるという見方が強まっている。産業研究院は報告書「2017年経済・産業見通し」で、「先進国および開発途上国の成長で世界貿易量が増加するだろう」と予想した。

政府の見方も変わらない。チェ・ヒボン産業通商資源部貿易投資室長は1日、輸出関連の記者懇談会で「来年は世界貿易と成長が回復に向かうと予想している」と話した。韓国銀行(韓銀)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁も最近、「世界経済の回復傾向が続き、貿易量も増え、輸出環境が良くなると見ている」と述べた。オン・ギウン崇実大経済学科教授は「来年は米国が成長を主導する」とし「トランプ氏が就任して景気浮揚策を進めれば、貿易環境は良くなる可能性が高い」という見方を示した。