ベトナムのバイヤー95%「韓国からの輸入増やす」

  • 2014年12月16日

韓・ベトナム自由貿易協定(FTA)の妥結を契機に、ベトナム輸入業者10社のうち9.5社が韓国製品の輸入を増やすという意志を示した。

15日、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、ベトナム・ホーチミン貿易館が韓・ベトナムFTA交渉の妥結3日前である今月7日、ベトナムの貿易会社や中小企業など166社を対象に質問調査をした結果、このうち95%である158社が「今より韓国製品の輸入を増やす」と回答した。残りの8社(5%)も「よく分からない」と回答し、輸入を減らすという回答は1社もなかった。韓国製品の輸入を10%以上増やすという回答は61社(37%)に達した。

これらの企業が輸入を増やしたいとしている韓国製品は、医薬・医療機器が20%(33社)が最も多かった。次いで情報技術(15%)、自動車部品(12%)、化学(11%)、電機電子(10%)、機械(10%)、教育(8%)、流通(7%)、製紙(3%)、サービス(2%)、エンターテインメント(2%)等の順だった。

韓国から輸入を増やすという理由に対しては「FTAを通した関税引き下げで韓国産製品の価格が下落するため」という回答が83%で最も多かった。続いて「非関税障壁の撤廃」(8%)と「韓国製品に対する認識と選好度が良くなるため」(8%)を挙げた。

ベトナムで家電量販店を運営するグエンキム・トレーディングのマネジャー、レバングメさんは「サムスンやLGなどのブランドは良いが、これらの製品は東南アジア諸国連合(ASEAN)で生産される日本産電子製品に比べて5%程度の関税を追加課していて高い」とし「韓・ベトナムFTAの妥結で関税が撤廃された場合、韓国産が日本製品との価格競争において多いに役に立つだろう」と話した。

これに先立ち、KOTRAホーチミン貿易館は、韓・ベトナムFTAが発効すれば韓国の対ベトナム輸出が現在より26~28%、ベトナムの対韓国輸出は18~20%ほど増えるという韓・ベトナムFTA共同研究結果を公開した。