韓経:北朝鮮が「深夜軍事パレード」…戦略武器に注目

  • 2021年1月15日

北朝鮮が14日、労働党第8回大会を記念する軍事パレードを開催した。複数の政府筋によると、北朝鮮はこの日午後6-7時ごろ平壌(ピョンヤン)金日成(キム・イルソン)広場で軍事パレードを始めた。米国の北朝鮮情報サイトのNKニュースはこの日、消息筋を引用し、「14日晩、北朝鮮の軍用機編隊が金日成広場上空を飛行する姿が捕捉された」と伝え、軍事パレードが始まったようだと報じた。

韓国軍当局も軍事パレード開催に関する質問に対し「鋭意注視している」と明らかにした。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が軍事パレードに出席したかどうかは確認されていない。前日に平壌体育館で開かれた党大会慶祝公演を観覧しただけに、軍事パレードも参観したと推定される。

これに先立ち北朝鮮は各界元老を「党大会記念行事」に招請したと明らかにし、党大会閉幕(12日)直後に軍事パレードが開かれるのではという見方が出ていた。今回の軍事パレードは録画中継で15日に放送されると予想される。

北朝鮮が「深夜軍事パレード」をしたのは昨年10月の労働党創建75周年記念行事に続いて今回が2回目となる。現在、北朝鮮軍の冬季訓練が進行中という点を勘案すると、軍事パレード規模は昨年10月に比べ縮小されたというのが北朝鮮専門家らの見方だ。金正恩委員長が今回の党大会で「核武力増強」を改めて明らかにしただけに、昨年10月に公開しなかった新しい武器が登場したかどうかも注目される。

一方、韓国軍当局はこの日、北朝鮮が今回の党大会で核をはじめとする武力増強計画を明らかにしたことについて、「わが軍は戦力現代化を通じて北の短距離ミサイルなどへの対応能力を備えていて、今後これをさらに補完する計画」と述べた。