韓経:韓国の昨年の1人当たり国民所得…G7のイタリア上回る見通し

  • 2021年1月12日

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日の新年辞で、「1人当たり国民所得(GNI)が過去初めて主要7カ国(G7)を超えると予測される」と話した。米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本で構成されたG7は第2次世界大戦以降の世界秩序を主導してきた先進国だ。

文大統領は具体的な国名を明らかにしなかったが、韓国が1人当たりGNIで追い越した国はイタリアとみられる。経済協力開発機構(OECD)と韓国銀行などは最近韓国の昨年のGNIが3万1000ドル台を記録したと推定した。2019年の3万2115ドルより1.1%減少した水準だ。

これに対しイタリアのGNIは3万ドルをかろうじて超えたとみた。新型コロナウイルス流行にともなう経済余波の違いのためだ。イタリアは昨年の経済成長率がマイナス9.9%に達したと推定される。これにより2019年に3万3205ドルだったイタリアのGNIも3万ドルをどうにか超える水準まで減少しただろうという説明だ。

残りの6カ国は韓国との格差があまりに大きくて追いつくのは容易でない見通しだ。世界銀行によると新型コロナウイルス発生前の2019年基準で米国の1人当たりGNIは6万5760ドルを記録した。ドイツが4万8520ドル、カナダが4万6370ドル、フランスが4万2400ドル、英国が4万2370ドル、日本が4万1690ドルと4万ドルを上回っている。