外国人、2兆ウォン売り越し…サムスン電子・現代車に直撃弾

  • 2014年12月17日

サムスン電子・現代自動車など大型株が外国人の売りという伏兵にあった。KOSPI(韓国総合株価指数)は16日、前日比0.85%安の1904.13で取引を終えた。外国人投資家が4891億ウォン(約523億円)の売り越しとなり、株価を引き下げた。外国人が売り越しに転じた10日以降、売り越し額は1兆8820億ウォンにのぼる。上場指数ファンド(ETF)を通じた売りを合わせれば、外国人の売り越し額は2兆3459億ウォンに増える。

外国人の売りは時価総額の比重が大きい大型株に集中した。10日以降の5営業日にサムスン電子株7075億ウォン分、現代車株1393億ウォン分を売った。このため5営業日間にサムスン電子の株価は5.18%、現代車は3.85%下落した。

専門家は、外国人の売りは個別銘柄の実績見通しとは関係がないとみている。銘柄でなく韓国市場全体を売ったところ、相対的に時価総額の比重が大きい大型株を中心に売りがあふれたという解釈だ。カン・ヒョンチョル・ウリィ投資証券投資戦略チーム長は「過去の南欧経済危機、中東紛争があった時期のような外国人の売買パターンを予想している」とし「原油価格が落ち着き、ギリシャ危機が収拾局面に入れば、売り越し額以上を国内の株式市場にまた投入するだろう」と述べた。

外国人売りが予想以上に長期化するという見方もある。ロシア・ブラジルなど資源国で始まった外国人の離脱が、インドネシアなど他の新興国で拡大しているからだ。キム・ハクギュンKDB大宇証券投資戦略チーム長は「外国人が年末ごろ、売った大型株の一部を買い戻す可能性があるが、個別銘柄の株価上昇幅は大きくはないだろう」とし「少なくとも来年1-3月期まで外国人の攻撃的な買いは期待しにくい」と予想した。