韓経:電気自動車用バッテリー「世界1位」…LG化学とCATLが熾烈な争い

  • 2020年11月30日

LG化学と中国CATLが世界の電気自動車用バッテリー市場の頂上の座を目指し追いつ追われつの激しい競争を行っている。3月から電気自動車用バッテリー使用量1位の座を守ってきたLG化学は最近発表された統計でCATLに押されたことがわかった。ただその差はわずかで、当分順位の変動は続く見通しだ。

市場調査会社のSNEリサーチが29日に明らかにしたところによると、1~9月の電気自動車搭載バッテリー累積使用量で、CATLは19.2ギガワット時となりLG化学の18.9ギガワット時を抜いて1位になった。CATLのシェアは23.1%でLG化学の22.9%より小幅に上回った。

日本のパナソニックは17.6ギガワット時で21.2%と3位を維持し、サムスンSDIは5.1ギガワット時で6.2%、SKイノベーションは4.6ギガワット時で5.5%となりそれぞれ4位と5位を占めた。これに先立ちSNEリサーチが集計した1~9月の電気自動車用バッテリー使用量ではLG化学が僅差でCATLを上回ったことが明らかになったが、追加確保したデータを基に再公開した報告書では順位が変わった。

電気自動車用バッテリーの世界市場はLG化学、CATL、パナソニックの3社が全体の約67%を占める3強体制が定着する中で、これら企業間で1位競争が広がっている。CATLは世界の電気自動車1位である中国内需市場を基盤に2017~2019年の3年連続で1位を守ってきたが今年に入ってからはLG化学が躍進し順位をひっくり返した。

LG化学が今年CATLに逆転できた背景は、欧州の電気自動車市場の成長にある。新型コロナウイルスと補助金縮小で中国が停滞する間に欧州連合(EU)が果敢な親環境政策を展開し欧州市場に強みを持つLG化学のシェアが大きく高まった。だが8月以降は中国市場の電気自動車販売が増えCATLが再び先頭に立った。