韓経:現代車「来年、水素電気トラック2000台量産体制構築へ」

  • 2020年10月9日

現代(ヒュンダイ)自動車が来年、年間2000台の水素電気トラックの生産体制を構築することを決定した。2030年まで6万台以上の水素電気トラックを海外市場に販売するという目標も立てた。欧州を足がかりに、北米、中国などに販路を拡大するというロードマップも公開した。現代車が世界の水素電気トラック市場を先占することを宣言したという分析が出ている。

現代車は世界の水素電気商用車市場を攻略するために来年、大規模な生産を開始する計画だと8日、発表した。世界の自動車メーカーの中で、水素電気トラックの量産設備を設けたのは現代自動車が初めてだ。地域別販売目標も確定した。スイス、ドイツ、ノルウェー、オランダ、オーストリアなどの欧州諸国を優先的に対象にする。現代車は2025年までに1600台、2030年までに2万5000台の水素電気トラックを欧州に輸出すると発表した。現代車は、スイスに10台の水素電気トラックを輸出しており、年内に40台を追加販売する契約を締結した状態だ。

来年は北米市場を本格的に攻略する。米国の大型物流企業と協力し、水素電気トラックの商用化実証事業に乗り出す計画だ。2030年までに1万2000台を輸出するという目標を示した。中国には2030年までに2万7000台以上を輸出することにした。

現代車は7日(現地時間)、スイス・ルツェルンで現地の物流企業7社と初の量産水素電気トラックのエクシエントFCEV伝達式を開いた。自動車業界では、現代自動車が水素電気トラック市場で世界最高の技術水準を占めていることを示す事例と評価された。米国のニコラなど水素電気トラックの製造を宣言した企業は多いが、車両を生産して世界市場に登場したのは、現在では現代車だけだ。

李仁チョル(イ・インチョル)現代商用事業本部長(副社長)は「エクシエントFCEVの顧客への引き渡しは、水素電気トラックの時代が開かれたことを示すサイン」と述べた。