韓経:米HAAH「双龍車に3000億ウォン投資する意向ある」

  • 2020年9月21日

双龍(サンヨン)自動車買収候補に浮上した米国の自動車ディーラー、HAAHオートモーティブホールディングスが3000億ウォン(約270億円)を投資する意向があると明らかにした。

投資銀行(IB)業界によると、HAAHは17日、双龍車に投資に関する提案書を伝えた。具体的な内容は把握されていないが、「十分に経営権を確保できるなら3000億ウォンを投資する意向がある」という内容があるという。双龍車と株式75%を保有する筆頭株主、インドのマヒンドラはHAAHの提案書を検討している。

提案書はこのほか、産業銀行など債権団の満期延長および追加投資、従来の株主との関係整理など、いくつかの要求事項を含んでいることが分かった。会社が正常化するまで債権団の即時償還要求につながる可能性がある「期限利益喪失(EOD)宣言」の猶予なども要請した。

業界では拘束力がある提案(binding offer)でないうえ、HAAHの資金調達能力も検証されていないため、もう少し見守る必要がある分析が多い。業界関係者は「株式取得規模などをめぐりHAAHとマヒンドラの間で隔たりがあると聞いている」とし「今回、新しい提案を出しても拘束力はないため、大きな意味があるとは言い難い」と話した。

続いて「売却代金を高めて投資金を回収しようとするマヒンドラ側も、直ちに新規資金の輸血が必要な双龍自動車が具体的な意見調整段階に入るのは容易でないようだ」という見方を示した。

HAAHが詳細な資金調達計画を提示していない点も障害に挙げられる。HAAHは一定投資資金を調達すれば、産業銀行など従来の債権団が似た金額を出資する方式などを提案したという。

HAAHは2014年に設立されたスタートアップで、昨年の売上高は約200億ウォンにすぎない。