韓経:ドルを増やす韓国企業…8月のドル預金がまた「過去最大」

  • 2020年9月18日

韓国企業が新型コロナ事態で不確実性が高まる中、米ドルを増やしている。このためドル預金は過去最大規模となっている。

韓国銀行(韓銀)が17日に発表した「2020年8月の居住者外貨預金動向」によると、8月末の国内居住者のドル預金残高は765億9000万ドルと、7月末に比べ3億7000万ドル増えた。8月末のドル預金残高は、2012年6月に韓銀が関連統計の作成を始めて以降の最大規模。居住者のドル預金は韓国人と国内に6カ月以上居住した外国人の銀行ドル預金をいう。ドル預金残高は6月末(734億6000万ドル)、7月末(762億2000万ドル)に続いて8月末まで3カ月連続で過去最高を更新した。

企業のドル預金が608億5000万ドルと、前月比で5億5000万ドル増えた。一方、個人は157億4000万ドルと、1億8000万ドル減少した。韓銀の関係者は「企業の場合、原材料など輸入品決済用のドルを確保し、ドル預金残高が増えた」と説明した。

さらに不確実性に対応した動きも作用したという分析が出ている。企業のドル預金残高は新型コロナ事態が浮上した3月末には504億1000万ドルと、前月比で57億ドルも増え、それ以降6カ月連続で増加している。

米ドル、日本円、ユーロをはじめとする外貨預金残額も8月末、11億4000万ドル増の885億4000万ドルで過去最大になった。ユーロ預金残額は41億5000万ドルと、5億4000万ドル増えた。一方、日本円預金は47億6000万ドルと、14億9000万ドル減少した。