韓経:LG「AIグローバルアベンジャーズ」結成…次世代化学素材開発に乗り出す

  • 2020年9月14日

LGグループの研究開発コントロールタワーであるLGサイエンスパークがフランスのエネルギー企業トータル、カナダのトロント大学とマクマスター大学などと人工知能(AI)技術を活用して化学素材を開発するコンソーシアムを結成した。AIを活用した素材開発分野で「グローバル連合」が構成された初めての事例だ。

LGサイエンスパークは13日、AI基盤の素材開発コンソーシアム「A3MD」を結成し共同研究を推進すると発表した。LGは新素材開発に向けたAI先行技術を確保するため創立メンバーとしてコンソーシアム参加を決めた。

A3MDの目標は親環境触媒と次世代光学素材開発だ。エチレンなどの石油化合物の反応を誘導する触媒をマシンラーニングと自動化ロボットシステムを利用して設計できるというのがLGサイエンスパークの説明だ。電気を光に変換するペロブスカイトのような新素材もAIモデリングなどの新技術を活用すれば開発が容易になる。

同社関係者は「既存の素材研究は新素材を発見してこれを合成し物性を検証する過程を繰り返さなければならなかったため、素材ひとつを開発するのに十数年かかった。AI技術を素材開発に使えば開発期間と費用を画期的に減らすことができる」と話した。

A3MDは非対面オンラインテレビ会議などを通じて共同プロジェクトを遂行する。データとアルゴリズムなどの成果を共有し、AI教育プログラム、専門家フォーラム、企業インターンシップなどを通じて交流を広める計画だ。

LGサイエンスパークはLGエレクトロニクス、LG化学などLG系列8社が参加する研究開発ハブで、2018年4月に設立した。グループ内でAI先行技術開発を専門に担当している。