韓経:国連「北朝鮮、強制失踪事件の情報を提供せよ」

  • 2020年9月9日

国連が北朝鮮で過去1年間発生した41件の強制失踪事件に関する情報提供を求めた。韓国政府が昨年強制追放した北朝鮮漁民2人の基本権保障を要求する緊急請願も北朝鮮に送ったことが分かった。

8日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送によると、国連傘下「国連強制失踪作業部会(WGEID)」は14日から開かれる第45回国連人権理事会でこのような内容が盛り込まれた例年報告書を提出した。

強制失踪とは、国家機関が逮捕、拘禁、拉致して行方不明になることをいう。国連は北朝鮮による強制失踪の被害者が6・25韓国戦争(朝鮮戦争)当時、北朝鮮に拉致された人を含んで20万人に達すると推算している。実務グループが今まで北朝鮮当局に情報提供を求めた強制失踪事件は316件だ。実務グループは韓国政府が昨年末強制追放した北朝鮮漁民2人の去就情報と彼らの基本権保障などを1月北朝鮮に要請した。

これを受け、「常套的で嫌悪な政治工作」としながら強制追放疑惑を否認する内容の返信を送ってきたと伝えられた。実務グループは「北朝鮮は韓国が提起した事件の情報は提供せず、原則的な回答だけを繰り返している」と指摘した。