韓経:現代重、1週間で9億ドル受注

  • 2020年8月4日

現代重工業グループがグローバルエネルギー企業「シェル(Shell)」から年内最大12隻に達する液化天然ガス(LNG)運搬船を受注する見通しだ。今年下半期にはカタールLNG船発注も予定されており、造船業界に好材料として作用するという分析が出ている。

現代重工業グループは先月31日、欧州、バミューダ所在の船社と17万4000立方メートル級LNG運搬船4隻をはじめ、5万トン級石油化学製品運搬船(PC船)2隻、1000人乗り旅客船1隻など1週間で7隻を受注したと3日、発表した。契約金額は計9億ドル(約955億円)に達する。

この契約には同級LNG船6隻と旅客船1隻に対するオプションが含まれた。グループ側は12日には同級のLNG船2隻に対する契約が予定されていると公開した。グループ関係者は「年内最大12隻のLNG船を受注できるだろう」とし、「このLNG船は全部シェル社の傭船(ようせん)用として投入される予定」と明らかにした。現代重工業のLNG船受注は今年に入って国内造船会社の中で初めてだ。国内造船会社が主力にするLNG船の受注は今年新型肺炎の余波で大きく振るわない状況だ。造船・海運分析機関クラークソンズ・リサーチによると、今年上半期に世界LNG船の発注は6隻で、昨年同期(31隻)に比べて5分の1に急減した。

造船業界は今年下半期にカタールのLNG船プロジェクトの発注が本格化するものと期待している。国内造船会社「ビッグ3」(現代重工業・大宇造船海洋・サムスン重工業)は先月、カタールの国営企業と2020年までにLNG船100隻に対するスロット(建造空間)契約を結んだ。ある造船会社関係者は「早ければ今年7-9月期にカタールのLNG船プロジェクトが推進される可能性がある」と明らかにした。