韓経:あまりにも急激に上昇している韓国の最低賃金…OECD10位に近づく

  • 2020年7月15日

韓国の最低賃金が最近数年間で急激に上昇しながら、経済協力開発機構(OECD)10位圏に近づいたことが分かった。最も高い勤労者賃金から順序を付けた時、中間にある中位賃金比最低賃金の比重はOECD7位であることが分かった。

14日、韓国雇用労働部などによると、OECD加盟国のうち韓国の最低賃金順位は2018年を基準に12位だった。韓国の1時間当たりの最低賃金は16.4%上昇して7530ウォン(約670円)になった年だ。韓国よりも最低賃金額が高いのはオーストラリア、ルクセンブルク、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、ニュージーランド、英国、アイルランド、カナダ、日本だった。

韓国の最低賃金順位は2015年15位から上昇している。2019年にも最低賃金が10.9%急騰したことを勘案すると、今年韓国の順位は2018年よりも上昇している可能性が高いという分析だ。

特定国家の一般的な賃金に対する最低賃金水準を示す代表的な指標である中位賃金比最低賃金比重順位はこれよりも高い。昨年韓国の全体勤労者の中位賃金対比最低賃金は62.7%だった。韓国経営者総協会によると、今年最低賃金の引き上げ分まで反映すると、この比重は最大62.8%に高まったものと推定される。これはコロンビア、トルコ、チリ、ポルトガル、ニュージーランド、リトアニアなどに続く世界7位水準というのが韓国経営者総協会の説明だ。

世界銀行と国際労働機関(ILO)は60%を経済に悪影響を及ぼさない上限ラインとしている。韓国の最低賃金がすでに経済に悪影響を及ぼす水準まで上昇していることを示唆している。