韓経:Kウェブトゥーン「漫画王国」日本を手中に…NAVER・カカオの韓国勢がトップ争い(2)

  • 2020年7月13日

数十億ウォンの売上をあげた成功作も登場している。『俺だけレベルアップな件』は累積売上100億ウォンを突破したほか、『復讐の毒鼓』(68億ウォン)、『極道高校生』(33億ウォン)も日本人の注目を浴びている。ピッコマを運営するカカオジャパンの金在龍(キム・ジェヨン)代表は「2000年代、日本の韓流ブームが冷めたのは、韓国ドラマやバラエティなどが無分別にあふれたため」としながら「このような誤りを繰り返すまいと、本当に『確実なもの』だけをちゃんと出そうと思った」と語った。

韓国のデジタル漫画市場が成長してコンテンツの品質が向上したのも日本で成功を収めた背景に挙げられる。韓国のデジタル漫画市場は2011年7200億ウォンから2020年1兆5535億ウォン水準へと2倍以上に成長した。業界関係者は「産業が大きくなって良い人材が集まり、コンテンツも多様化した」とし「少年もの、学園もの中心の日本コンテンツ市場で、韓国だけの新しいジャンルが魅力的なものとして受け入れられるようになった背景」と分析した。

ビッグデータ、人工知能(AI)等を利用した分析技術もKウェブトゥーンの日本安着を導いた要因に挙げられる。ピッコマはビッグデータの分析を通じて行動パターン、性別、年齢など利用者の個人別特性に合わせたさまざまなプロモーションを繰り広げている。週一度の利用者には訪問予想日に合わせてお知らせを送る一方、無料で利用して初めて決済した人に追加の特典を付与するというような手法だ。

◆世界1位のデジタル漫画市場、日本

Kウェブトゥーンプラットフォームの善戦が期待される理由は日本デジタル漫画市場の規模のためだ。今年の韓国デジタル漫画市場規模の展望値は1兆5535億ウォンであるのに比べて日本は4兆5410億ウォンに達する。世界最大だ。

日本市場はグローバル市場攻略の前哨基地の役割も果たすことができる。金氏は「グローバル漫画市場のヘゲモニーはまだ日本にある」とし「韓国からすぐにウェブトゥーンを輸出するよりは日本を通じたほうがさらに効果がある」とした。