韓経:Kウェブトゥーン「漫画王国」日本を手中に…NAVER・カカオの韓国勢がトップ争い(1)

  • 2020年7月13日

韓国のデジタル基盤漫画プラットフォーム「Kウェブトゥーン(ウェブコミック)」が「漫画王国」日本市場を手中に収めた。

韓国のデジタル基盤漫画プラットフォーム「Kウェブトゥーン(ウェブコミック)」が「漫画王国」日本市場を手中に収めた。日本の国民メッセンジャーに位置づいたLINE(ライン)を前面に出したNAVER(ネイバー)の「LINEマンガ」やカカオの「ピッコマ」、NHNの「コミコ」など、Kウェブトゥーンプラットフォームの先月の日本デジタル漫画市場のシェアが70%を突破した。日本のある漫画コミュニティでは韓国ウェブトゥーン『俺だけレベルアップな件』をアニメ化してほしいという要望に8万5000人余りが賛同する異例の事態も起きた。

◆韓国勢の間でトップ争い

韓国のモバイルデータ分析プラットフォーム「App Annie」によれば、今年6月のKウェブトゥーンプラットフォームが日本デジタル漫画市場で売上基準70%のシェアを占めたことが分かった。NAVERのLINEマンガが38%、カカオのピッコマが28%、NHNのコミコが4%の占有率を示した。

韓国のKウェブトゥーンプラットフォームがトップを争う様相まで見せている。2013年4月にサービスを始めて市場を先行獲得したLINEマンガをピッコマが猛追している。ピッコマは先月29日から今月1日までGoogle PlayストアとアップルのApp Storeで漫画分野のデイリー売上1位に入り、その勢いを見せつけている。業界関係者は「漫画宗主国と呼ばれる日本で、韓国プラットフォーム間でトップ争いが広がるのは異例のこと」としながら「鼻っぱしらの高い日本出版社が今や韓国プラットフォームを経由しなくてはデジタル市場に進出できなくなった」と話した。

◆NAVER、カカオのそれぞれ違った戦略

NAVERとカカオの2つの企業は異なる手法で日本市場を攻略した。NAVERは優れたコンテンツを確保するために現地の作家生態系を活用することに集中した。集英社、講談社、小学館など日本の有名出版社とパートナーシップを結んだ。LINEマンガはこのように確保したコンテンツに基づいて2019年非ゲームアプリ売上、ダウンロード1位に入った。NAVER関係者は「メッセンジャーLINEのブランド力を前面に出して日本漫画出版社を引っ張り込んだからこそ成功することができた」と話した。

カカオは韓国ウェブトゥーンコンテンツを前面に押し出した。次に、ウェブトゥーンとカカオページ内の7000本余りの作品のうち333本だけを厳選して日本で公開した。ビッグデータ技術を使い、日本人の文化、消費パターンなどを分析して現地に合うように脚色したりもした。ピッコマの売上で韓国ウェブトゥーンが占める比重は40%に達する。ピッコマが5月1カ月間、韓国ウェブトゥーンだけで稼いだ収益は132億ウォン(約11億7400万円)にのぼる。