韓経:NAVER・カカオ、Kゲーム・ウェブトゥーンで東南アジア攻略(2)

  • 2020年7月7日

◆韓国ウェブトゥーン(ウェブコミック)で勝負

カカオはウェブトゥーンサービスで東南アジア地域の攻略を強化する。カカオのエンターテインメントコンテンツ流通子会社「カカオページ(Kakao Page)」は、今年、台湾やタイなどでウェブトゥーンを公式流通する計画だ。カカオページは2018年インドネシアの1位の有料ウェブトゥーン流通業社「NEOBAZAR(ネオバザール)」を買収した。カカオページのイ・ジンス代表は「世界に韓国コンテンツ『Kストーリー知識財産権(IP)』を流通する先頭走者になるために充実したサプライチェーンを構築するために長い間投資してきた」とし「日本市場を拠点に、今年、グローバル進出にさらに弾みをつける考え」と強調した。

カカオのウェブトゥーンなど有料コンテンツ部門1-3月期売上は970億ウォン(約87億円)で1年前より30%増えた。カカオの日本地域ウェブトゥーン流通サービスであるピッコマの取引額が断続的に増加していることが追い風となった。証券業界によると、ピッコマの4-6月期取引額は1000億ウォンを超えたと推定される。昨年の年間取引額の半分水準に相当する。ウェブトゥーン事業の実績好調が予想され、カカオ株価はこの日初めて30万ウォンを突破した。

カカオは2018年子会社であるオンライン広告プラットフォーム会社TNKファクトリーを通じてベトナムモバイルプラットフォーム広告企業アドソタに10億ウォンを投資して株式33.3%を確保した。2016年にはフィリピンのフィンテック(金融技術)企業SCIの株式40%(11億ウォン相当)を買収するなど、東南アジア市場に積極的に投資している。

両企業が東南アジアの攻略を強化しているのは、同地域の市場が急速に成長を遂げているためだ。Google(グーグル)とシンガポールの国営投資会社テマセクが共同で作成した報告書によると、2018年基準で東南アジアのインターネット産業市場規模は720億ドル(現レートで約7兆7300円)になるものと推定される。2025年には2018年比3倍以上成長し、2400億ドル市場になる展望だ。