韓経:新型コロナに結婚も先送り…韓国、4月婚姻件数22%急減

  • 2020年6月25日

4月婚姻件数が1年前に比べて22%程度減少して4月中過去最低となった。今年に入って4月までの出生数も1年前に比べて10%以上減少した。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態によって結婚と出産がいずれも急減しているという分析だ。

統計庁が24日発表した「4月人口動向」をみると、今年4月の全国婚姻件数は1万5670件で、昨年4月(2万26件)より21.8%減少した。1981年人口動向統計を作成して以来4月婚姻件数で最も少なかった。

地域別では、新型肺炎感染者が多く発生した慶北(キョンブク、-26.7%)と大邱(テグ、-25.4%)の婚姻減少率が平均より大きかった。これに比べ、世宗(セジョン、-14.5%)と京畿(キョンギ、-15.7%)、ソウル(-19.6%)では減少幅が小さかった。

統計庁は新型肺炎事態で挙式の日付を先送りした事例が多いと分析した。また、昨年に比べて休日が増加したのも原因とみられる。今年4月には第21代国会議員選挙(15日)、釈迦誕生日(30日)があり、婚姻届を出す時点を遅らせたという説明だ。

似たような理由で4月離婚件数も9259件で、1年前に比べて2.9%減少した。1~4月の婚姻件数は7万3956件で昨年同期より6.5%減った。同期の離婚件数は3万3621件で7.9%減った。

出生数も減少傾向だ。4月の出生数は2万3420人で、1年前より10.4%急減した。昨年に比べ出生数減少率は1月(11.6%)から4カ月連続で二桁となった。1~4月の累積出生数は9万7470人で、昨年同期に比べて10.9%減った。昨年1~4月100人が生まれたとすれば、今年に入って4月までは89人だけが生まれたという意味だ。一方、人口の高齢化で死亡者数は増加している。4月の死亡者数は2万4628人で、昨年4月より791人(3.3%)増加した。出生児は減る一方で死亡者は増える、4月人口は1208人が自然減少した。

先月、韓国人口の中で居住地を移した「人口移動」数は56万9000人で最も少なかった昨年5月と同じだった。政府が1975年月別人口移動の集計を始めて以来2年連続で最低となった。

統計庁のキム・ジン人口動向課長は「昨年末から増加した住宅購入量が先月若干停滞し、入居予定のマンションが5月に1年前より25.4%減少して人口の移動が減ったとみられる」と説明した。