韓経:「国家対抗戦」になった半導体…中国、SSD市場にも進出

  • 2020年6月9日

中国のメモリー半導体メーカーYMTCが7-9月期にソリッドステートドライブ(SSD)市場に進出する。ファウンドリー(半導体受託生産)専門のSMICは3兆ウォン台の資金を調達し、7ナノメートル以下の工程開発を本格化する。サムスン電子など韓国企業が主導しているSSDとファウンドリー市場で中国企業が「韓国追撃」に出たという評価が出ている。

8日の半導体業界と外信によると、YMTCは7-9月期にSSDを発売する。SSDはグーグルやアマゾンなどクラウド企業のデータセンターサーバーや個人のノートパソコンなどに使われる保存装置だ。最近第5世代(5G)通信、人工知能(AI)の拡散などで需要が増加している。企業用SSDの世界市場では昨年10-12月期にサムスン電子がシェア32.5%で1位を記録した。

YMTCのSSD市場進出は最先端NAND型フラッシュ開発とかみ合わさっている。NAND型フラッシュは電源が切れても情報が保存される半導体で、SSDの性能を左右する。YMTCは4月に中国企業で初めて「128層3DNAND型フラッシュを開発し年末から量産する予定」と発表した。韓国企業との技術力格差は1年ほどと分析される。

中国のDRAM企業やファウンドリー企業の動きも尋常でない。中国・西安に本社があるDRAM企業のUniICはCXMTに次いで中国で2番目にDDR4DRAM製品を出した。現地ウェブサイトで「DDR4-2400」という名前で販売中だ。

世界5位圏のファウンドリー企業である中国SMICは上海証券市場への上場を推進中だ。予想調達額は200億元で、超微細工程開発に投じる予定だ。SMICの主力は回路線幅14ナノメートルプロセスだが最近ではサムスン電子とTSMCが掌握している7ナノプロセス開発にスピードを出している。韓国のある半導体企業関係者は「米国政府が中国への輸出を遮断した極端紫外線(EUV)装備の代わりに深紫外線(DUV)装備を活用して研究開発をしている」と話した。

産業界では最近の米国の牽制にもかかわらず中国企業の半導体崛起が尋常でないとの分析が出ている。韓国企業が経営と関連した内外の変数で停滞した隙を利用し積極的な投資に出るだろうという話だ。サムスン電子関係者は「技術格差は存在するが中国企業の市場参入は重要な市場変化の要因。警戒を緩めずにいる」と話した。