サムスン電子「全家電、5年以内にモノインターネット連結」

  • 2015年1月7日

サムスン電子が5年以内にすべての自社家電製品をモノインターネット(IoT)に連結することにした。またサムスン電子主導の開放型IoT生態系構築のためにソフトウェア開発者の支援に今年1億ドル(約1100億ウォン)を投資する。情報技術(IT)業界の未来の成長動力に挙げられているIoT分野でグーグル・アップルなどライバル企業に主導権を奪われないため勝負の賭けに出たのだ。

尹富根(ユン・ブクン)サムスン電子消費者家電(CE)部門社長は5日(現地時間)、米国ラスベガスで「IoTの無限の可能性を開く」というテーマで「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー2015」の基調演説を通じてこのように明らかにした。具体的なことも、ある程度言及した。彼は「テレビは2017年までに、残りの製品は2020年までに100%IoTに連結できる基盤を整える」と話した。

スマートフォン1つで冷蔵庫・洗濯機・テレビなど家の中のすべての家電製品を外部から操作できる時代が到来するのだ。引き続き「(ソフトウェア)開発者がサムスン電子の開放型プラットホームに思う存分参加できるように今年、開発者大会とスタートアップ(新生ベンチャー企業)発掘プロジェクトなど全体的な開発者支援に1億ドルを投資する」として「これを基に数十億ドル規模の付加価値を創出できるだろう」と付け加えた。

サムスンが自社家電製品のIoT連結期間にくぎを刺して、開放型プラットホーム育成のための開発者支援計画を打ち出したのは今回が初めてだ。昨年9月に開かれたドイツベルリン国際家電展示会(IFA)などでは宣伝程度のIoTビジョンの提示にとどまったが、今年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショーではIoT時代を操り上げるための具体的なビジョンを提示したのだ。

尹社長は「IoTの真の価値を実現するには、それぞれ違う機器とプラットホームの間に障壁があってはならない」として「自動車・教育・医療・金融・公共サービスなど他業種の企業とも積極的に協力する」と強調した。IoTの成長潜在力については「想像以上だろう」と話した。尹社長は「IoTは社会・経済を変える無限の可能性の源泉」としながら「モノから家・都市・地球全体にIoTの連結対象と範囲が拡大する」と見通した。