韓経:韓国車、5月の海外販売「半減」…内需で持ちこたえる

  • 2020年6月2日

韓国自動車5社の5月の海外販売が深刻な不振となった。新型コロナウイルスの感染拡大で米国や欧州など主要市場が沈滞したからだ。ただ、韓国国内では販売が増えている。自動車企業が内需で持ちこたえているという分析だ。

自動車業界によると、韓国自動車5社は先月、海外市場で53万1201台を販売した。前年同月(27万7254台)比で47.8%減少した。現代自動車の海外販売は29万811台から14万6700台へと49.6%減、起亜自動車は19万5943台から10万9732台へと44.0%減となった。また、ルノーサムスン自動車は83.2%減、双龍自動車は66.3%減、韓国GMは45.3%減。

新型コロナ感染が広がり、多数の海外ディーラー店が閉鎖した結果と考えられる。世界各国の消費者も今後の景気低迷を懸念し、自動車購入を先に延ばしている。ある自動車会社の海外事業担当役員は「海外ディーラーは『すでに2、3カ月分の在庫があるので当分は物量を送ってはいけない』と伝えている」とし「海外販売はしばらく不振が続くしかない」と伝えた。

一方、韓国国内市場では販売が増えている。大型の新車が相次いで登場したうえ、個別消費税引き下げ(70%)もあり、3社の販売が前年同月比で増加した。小型SUVのXM3を出したルノーサムスンの販売台数は前年同月比72.4%増えた。起亜車はソレント、セルトス、K5などの人気で5万1181台(増加率19.0%)を販売した。現代車の販売台数も6万7756台から7万810台へと4.5%増えた。

ただ、韓国GMは10.9%減、双龍車は25.0%減となった。国内市場販売1位車種は現代グレンジャー(1万3416台)で、7カ月連続トップ。