韓経:「慰安婦問題の解決、韓日の学生たちにかかっている…歴史勉強が必要」

  • 2020年5月26日

慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)は25日、「韓国と日本の学生たちが親しくなり、正しい歴史を勉強できるようにするのが慰安婦問題を解決していける方法だと考える」と話した。いわゆる「尹美香(ユン・ミヒャン)事態」とは別に、慰安婦問題の解決に向けた運動の方向性自体を変えなければならないという指摘だ。歴史教育をせずに集会で一方的に掛け声を叫んでは慰安婦問題が解決されないという論理だ。

李さんはこの日、大邱晩村洞(テグ・マンチョンドン)のインターブルゴホテルで開かれた2回目の記者会見で「韓日の学生たちの歴史教育と交流関係構築の必要性」を強調した。李さんは「慰安婦問題に対する謝罪・賠償は千年が過ぎて万年が過ぎても日本がしなければならない」とし、「(謝罪賠償の要求など)このようなことをするためには慰安婦問題を正しく分かるように歴史勉強をさせる必要がある」とした。また「未来の歴史の主人になる学生たちに正しい歴史を教育してほしい」として「悔しくも汚名を着せられた私たち慰安婦被害者の問題を解決する人は学生たちだと考える」と強調した。

李さんは過去30年間の闘争過程で「歴史教育の不在」という問題が大きかったと指摘した。何でも「反日」よりは「両国交流」が必要だという点を繰り返し強調した。交流を通じて慰安婦問題を日本人が正しく理解してこそ問題解決の可能性があると指摘した。「このような理由から慰安婦被害者が謝罪賠償を要求している」ということに気付いてこそ解決の糸口が見つかるだろうという説明だ。李さんは「関係が深まるためには時間がかかるだろうが、今からでも始めるべきだ」とした。

このような内容は李さんが13日発表した追加の立場文にも入っている。李さんは立場文で「韓日国民間健全な交流関係を構築して歴史教育をさせるのが重要だ」とした。また「両国の未来関係を構築する学生間交流と共通の行動などがもう少し拡大されるように願う」と付け加えた。このような過程を通じて長期的には人権と平和の価値が広がることができるという期待感もにじませた。

李さんは慰安婦問題をめぐって日本の公式的な犯罪認定と真相究明および責任者の処罰、法的賠償などを要求している。李さんは歴史教育に向けた施設が必要だともした。李さんはあるメディアとのインタビューで「教育館を作って教育をさせながら両国間和解と交流を推進してほしい」と話した。