韓国の輸入車販売台数、昨年20万台…3年で2倍に(2)

  • 2015年1月8日

◆ベストセラーの9割がディーゼル車

輸入車は燃費がよいディーゼルモデルで市場シェアを拡大している。ベストセラー10モデルのうち、レクサスES300h(ハイブリッド)を除いて9モデルがすべてディーゼル車だ。1位は8106台売れたフォルクスワーゲンのスポーツ用多目的車(SUV)ティグアン2.0TDIブルーモーション。この車は国産SUVの双龍車「レクストン」(7132台)より多く売れた。BMWの520dは6546台で2位だった。

販売全体でもディーゼル車が67.8%(13万3054台)を占め、ディーゼル車の人気を確認させた。ガソリン車は28.2%(5万5383台)で初めてシェアが30%を下回った。

輸入車は小型車部門でも躍進している。排気量2L未満が10万7490台で54.7%を占めた。3L以上4L未満の車級は11.3%から8.1%に減った。ユン・テソンKAIDA専務は「中小型車で30代と女性消費者をターゲットにして底辺を拡大したのが輸入車販売増加の要因」と説明した。

◆輸入車「AS網の拡充が課題」

韓国自動車産業研究所は今年の成長率が2%台にとどまると予想した。昨年は6.5%だった。成長率が低下した市場で国産車と輸入車はいつよりも激しく競争すると予想される。輸入車業界は弱点のアフターサービス(AS)網拡大に取り組んでいる。

BMWグループは2013年末基準で49カ所だったサービスセンターを昨年58カ所に増やしたのに続き、2016年までに78カ所に拡大する計画だ。ベンツは昨年末基準で35カ所のサービスセンターを今年は46カ所に増やす予定だ。