韓経:ソニー、世界初のAIイメージセンサーを開発

  • 2020年5月15日

ソニーが世界初の人工知能(AI)を内蔵したイメージセンサーを開発した。クラウドシステムなどを介さずにイメージセンサーから直接、多様なデータを処理することができるのが特徴だ。イメージを捉えて人の数を数え、マスクをしていない人がいたら警告メッセージを送ることもできるということだ。

米国情報技術(IT)専門メディアのエンガジェットやブルームバーグ通信などによると、ソニーは14日、AI技術が搭載された1230万画素イメージセンサーIMX500、IMX501などを発表した。これらのセンサーはデータを処理するロジックプロセッサとメモリを統合し、1つの小さなコンピューターの役割をするのが特徴だ。センサーから直接関心対象を識別・分析し、人の数などを数えることもできる。クラウドシステムなどを活用せずに直接、匿名データを送ることができるため個人のプライバシーとデータのセキュリティを高めるのに役立つと同社は説明した。

ソニーの新しいイメージセンサーは一般的なイメージだけでなく、毎秒最大60フレームで4Kビデオを撮ることができる。ソニーは公共の場で訪問者数を数えて追跡すること、小売店での買い物客の行動を追跡することにイメージセンサーを活用することができると述べた。エンガジェットは「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)時代にもし誰かがマスクを着用していない場合、セキュリティアラートを送ることができる」と説明した。「アマゾン・ゴー」のような無人店舗では、センサーを活用すれば消費者が正確にどこにいるかを検出することもできる。

ソニーはアップルのiPhoneなどにスマートフォン用イメージセンサーを提供しているグローバルトップ企業だ。

ソニーは、IMX500サンプルなどをすでに顧客に送り、テストしている。IMX501は来月から供給する予定だ。ソニーは今年末に新しいイメージセンサーを搭載したハードウェア製品が出るものと予想している。