韓経:K製造業、危機の中でも…韓国の工場はとまらなかった

  • 2020年5月4日

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で韓国の実物経済に暗雲が垂れ込めている。だが、米国や欧州、中南米など世界各国の生産活動が1カ月以上オールストップしている状況と比べると「不幸中の幸い」だと解釈できる部分が目につく。

◆74.1% 製造業稼動率

韓国統計庁が発表した「3月の産業活動動向」に登場した製造業稼動率。新型コロナ事態がピークを迎えていた3月にも、製造業4カ所3カ所は平常時のように稼働していた。中国で新型コロナが広がりながらグローバルサプライチェーンが止まっていた2月と比較するとむしろ3.4%ポイント上昇した。この指標は企業が生産設備をどれくら稼働させているかを示している。一般に景気がいい時は70%後半台の数字が出る。景気が下降期に入り込んだ昨年の稼動率は平均72.9%だった。

◆-1.2% 今年の成長率見通し

国際通貨基金(IMF)が先月15日に修正発表した韓国の今年の経済成長率見通し。新型コロナの衝撃を勘案し、昨年10月(2.2%)より見通しを3.4%ポイント低くした。「マイナス」の展望が出てきたという点は衝撃的だが経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最も良い。日本(-5.2%)や米国(-5.9%)は5%台の逆成長が避けられない展望だ。ドイツ(-7.0%)フランス(-7.2%)をはじめとする欧州国家に対する展望は一層否定的だ。グローバル格付け機関のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は「今年韓国の経済成長率がマイナスに落ちるとしても来年には5%以上反騰できるだろう」と展望した。