韓経:米国にこれ見よがしに…中国、WHOに3000万ドル寄付

  • 2020年4月24日

中国が論議の中心になっている世界保健機関(WHO)に3000万ドル(約32億円)を寄付することにした。中国寄りなどを理由にWHOに対する資金支援を中断することにした米国を狙った措置に読まれる。

中国外交部の華春瑩報道官は23日、ツイッターに「中国がWHOに3000万ドルを追加寄付することに決めた」と明らかにした。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の対処を支援するためという説明だ。華報道官は「先月にもWHOに2000万ドルを寄付した」として「追加寄付は開発途上国の保健システムを強化するための目的」と伝えた。

これに先立ち、ドナルド・トランプ米国大統領は14日「WHOが新型肺炎に対する中国の情報隠ぺいをそそのかした」として「必ず責任を問わなければならない」と強調した。同時に、即時WHOへの支援中断を指示した。米国は毎年WHO予算の約15%を占める4億ドル以上を負担してきた最大供与国だ。反面、中国は10分の1水準である4000万ドルを負担してきた。

これを受け、WHOのテドロス事務局長は「支援を切ればより多くの遺体袋を見ることになるだろう」と強く反発した。また、一部の辞退要求を一蹴して「過去3年間、生命を助けて組織を改革するために昼も夜も働いた。今後も継続するつもり」とした。

東アフリカ・エリトリア出身であるテドロス局長は2017年アフリカ出身で初めてWHO首長になった。任期は2022年7月までだ。事務局長選挙戦当時、英国の感染病専門医であるデビッド・ナバロ氏と競合した彼は中国の全面的な支持を得て当選した。