韓経:韓国政府、金融機関の規制緩和で資金供給余力を最大400兆ウォン増やす

  • 2020年4月20日

新型コロナウイルスの感染拡大による被害を克服するため、韓国政府が金融機関の資金供給余力を一時的に最大400兆ウォン(約35兆円)近く増やすことにした。金融機関が資産健全性を守るために義務的に保有すべき資金負担を減らし、貸出最大限度を高めるなどの方法を通じてだ。

金融委員会と金融監督院は19日、こうした内容の金融規制柔軟化案を発表した。金融当局は銀行の現金(高流動性資産)保有量を定める統合流動性カバレッジ比率(LCR)を9月まで100%以上から85%以上に引き下げた。銀行の預貸率(預金残高に対する貸出残高の比率)も100%から来年6月まで105%に増やす。

クレジットカード会社のレバレッジ(自己資本に対する総資産比率)規制比率は6倍から8倍に緩和した。証券会社の純資本比率(NCR)を計算する際、企業の貸出危険度を9月末まで最大で半分引き下げることにした。金融委は今回の対策で金融機関が現在より206兆-394兆ウォン多い金額を供給できると予想した。金融委のユン・チャンホ金融産業局長は「迅速に規制を緩和し、必要なら追加の対策を出す」と述べた。