韓経:「輸出・内需販売とも振るわず」…韓国製造業の景気「最悪」

  • 2020年4月16日

1-3月期の企業の経営環境と売り上げなどが大きく悪化したことがわかった。

産業研究院が15日に発表した「製造業景況調査指数(BSI)調査結果」によると、1-3月期の経営環境指数は71で前四半期の84から13ポイント急落した。同じ期間に売り上げ現況BSIは85から70に落ちた。

今回の産業研究院のBSIは先月12日から24日まで製造業者1030社を対象に質問して算出した。100より低ければ前四半期より悪化、高ければ好転を意味する。

4-6月期の見通しも悲観的だ。経営環境BSIは1-3月期の86から4-6月期は84に下落し、輸出BSIも94から87に落ちた。

13業種に対する売り上げBSI調査では、ディスプレーを除いた全業種が1-3月期に大幅の下落を示した。繊維業種のBSI下落幅が最も大きく、前四半期の83から50に落ちた。繊維会社が多い大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクド)地域に新型コロナウイルスの被害が集中したためと分析される。

部品需給問題で生産に支障が出ている自動車業種のBSIも87から58に落ちた。消費が萎縮した家電のBSIと原油価格が急落した石油精製のBSIも23ポイントずつ落ちた。半導体と二次電池はそれぞれ11ポイント落ちた。無線通信機器は21ポイント急落し、鉄鋼と一般機械はそれぞれ17ポイント下落した。

企業規模別では大企業が96から74に、中小企業が85から66に落ちた。企業は1-3月期に国内市場と輸出ともに悪化し販売が厳しくなったと答えた。国内市場出荷は昨年10-12月期の86から71に、輸出は90から75に落ちた。製品が売れないため経常利益も85から74に落ち資金事情は83から74に悪化した。

経営が悪化し設備投資と雇用も全般的に減っている。1-3月期の雇用現況は99から96に、設備投資は101から97に落ちた。

産業研究院のミン・ソンファン研究委員は「新型コロナウイルスの影響により大部分100付近で推移していた指数がほぼ過去最低水準に落ちた。2008年の金融危機の時と似た動き」と話した。