韓経:韓米通貨スワップ資金20億ドルを追加供給

  • 2020年4月15日

韓国銀行(韓銀)が韓米通貨スワップ資金のうち20億2500万ドルを市中に追加で供給することにした。当初は40億ドルを供給する計画だったが、金融機関が要請した規模が半分ほどにすぎなかったからだ。

韓銀は国内金融機関を対象に韓米通貨スワップ資金の第3次外貨貸出入札を行った結果、20億2500万ドルの応札があり、すべて落札されたと14日、発表した。当初、韓銀は満期6日物5億ドル、83日物35億ドルの計40億ドルを供給する計画だった。しかし金融機関の応札金額は6日物1000万ドル、83日物20億1500万ドルだった。

韓銀は落札されたドルを17日に金融機関に貸出方式で供給する計画だ。韓銀は通貨スワップで調達したドルを貸し出す際、貸出金の110%水準の担保を受けている。

これに先立ち韓銀は韓米通貨スワップ外貨貸出入札第1次分で87億2000万ドル、第2次分で44億1500万ドルの計131億3500万ドルを市中に供給した。第1次と第2次の供給も韓銀が当初計画していた金額(第1次120億ドル、第2次85億ドル)を下回った。韓銀はこれを反映して第3次供給限度を40億ドルに減らしたが、今回も応札規模がこれに達しなかった。韓銀の関係者は「国内金融機関の外貨資金事情が良くなり、応札の規模が減った」と説明した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で安全資産のドルの需要が増え、先月19日には1ドル=1285.70ウォンまでウォン安ドル高が進んだ。しかし先月19日に韓銀が米連邦準備制度理事会(FRB)と600億ドル規模の通貨スワップ契約を締結し、外国為替市場も安定を取り戻している。通貨スワップ契約で「ドル安全弁」が追加で確保されたという市場の評価が広がった結果という分析だ。