韓経:日本「温泉水も配達します」

  • 2020年4月14日

日本の有名温泉旅館が温泉水を自宅まで配達する「温泉宅配サービス」を開始した。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が拡大して旅行の需要が急減したことに伴う苦肉の策だ。

13日、読売新聞は青森県平川市の温泉施設「福家」が新型コロナによる需要減少を打開するために、今月から温泉水の宅配サービスを始めたと報じた。温泉施設を訪れる利用者が大幅に減り、それならと温泉水を直接消費者に届けるサービスを始めた。

1回分の300リットルあたりの料金は2000円。配達地域は平川市と隣接する黒石市など3市村だ。トラックで温泉水を運んでも温泉の温度である51度を維持できる地域だ。福家から温泉水を届けてもらった三橋一さんは「水道水よりも体が温まる」と喜んだ。

福家が温泉の宅配を始めたのは経営難のためだ。宴会場やレストランを完備している福家は年間20万人の利用者でにぎわう温泉旅館。だが、新型コロナ拡散で宴会が相次いでキャンセルとなり3月の売上は例年の半分の1200万円にまで減った。

売上減少だけでなくパートタイム職員の勤務時間を1割減らさなければならない状況が福家の経営陣にとっては悩みだった。旅館の若手職員が、従業員を活用して温泉水を消費者に直接届ける温泉宅配アイデアを出した。

温泉水宅配ビジネスが登場した現実を反映するように、日本の新型コロナ感染者数は12日に8000人を超えた。最近5日間の一日の平均感染者数は593人で、30.6人の韓国の約20倍に達した。今のような傾向なら、近く韓国の感染者数を上回るものとみられる。