韓経:韓国2月の経常黒字64億ドル…コロナの衝撃にも黒字幅増える

  • 2020年4月8日

2月の韓国の経常収支黒字幅が昨年の同じ月に比べ66.4%増えた。半導体輸出量が増加した上に操業日数が3.5日(土曜日は0.5日と計算)多かった結果だ。

韓国銀行が7日に発表した「2月の国際収支(速報値)」を見ると、2月の経常収支黒字は64億920万ドルで昨年2月に比べ66.4%(25億5890万ドル)増加した。こうした黒字幅は昨年10月の78億2720万ドルから4カ月来の最大値だ。

経常収支黒字が増えたのは商品収支黒字が拡大した影響だ。商品収支黒字は65億8320万ドルで昨年2月より21.3%増えた。

輸出は418億2060万ドルで4%増加した。2018年11月から15カ月ぶりに前年同月比で増加となった。半導体の輸出量が51.3%、情報通信機器製品が27.9%増えたおかげだ。旧正月連休が1月に前倒しされ昨年2月と比較し操業日数が3.5日増えたのも輸出拡大に寄与した。

韓国銀行は「2月は新型コロナウイルスが輸出に及ぼした影響が大きくなかった」と説明した。ただ新型コロナウイルス震源地である中国に対する輸出額は2月に6.7%減少した。輸入は352億3740万ドルで1.3%増えた。昨年4月から10カ月ぶりに前年同期比増加傾向に転じた。原油価格上昇などの影響だ。

サービス収支は14億5280万ドルの赤字を記録した。赤字幅は前年同月比5.8%減った。旅行収支赤字が5億7260万ドルで31.6%減少したのに伴ったものだ。2月の旅行収支赤字は昨年4月の4億3540万ドルの赤字以降で最も低かった。新型コロナウイルスの影響で2月の出国者数が105万人で前年同月比60%急減した結果だ。

賃金、配当、利子など投資所得を現わす第一次所得収支は12億4770万ドルで174.4%増えた。昨年2月に1億7040万ドルの赤字を記録した配当所得収支が今年2月は5億4000万ドルの黒字を記録した影響だ。

金融圏では3月の経常収支も比較的良好だろうという予想が出ている。3月の輸出が0.4%の減少にとどまり善戦した上に原油価格など原材料価格下落で輸入が大幅に減ったと推定されるためだ。

だが4月は昨年のように赤字を記録するだろうという観測が出ている。輸出減少傾向が拡大し外国人投資家に対する配当金支払いで配当所得収支赤字幅が大きくなるためだ。