韓経:「今年の韓国の成長率、最悪ならー12.2%」

  • 2020年3月31日

新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年の韓国の経済成長率がー12.2%まで落ちる可能性があるという見方が出ている。企業が感じる体感景気はグローバル金融危機以降の最悪になったことが分かった。

野村証券は30日に発表した報告書で、今年の韓国の経済成長率をー12.2~ー5.5%と予想した。以前は0.2-1.4%と提示していた。野村証券は「来月も新型コロナ感染者が急激に増える場合、世界金融市場が深刻な信用収縮に直面し、韓国の成長率はー12.2%まで落ちる可能性がある」と予想した。

グローバル景気分析機関も韓国の経済成長率予測値を次々と引き下げている。ムーディーズは26日、韓国の成長率を従来1.4%から0.1%に下方修正した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は-0.6%に、英国経済分析機関キャピタルエコノミクスは-1.0%に引き下げた。

実物経済に対する懸念は企業の体感景気にも悪影響を及ぼしている。韓国経済研究院によると、4月の企業の景況判断指数(BSI)予測値は59.3だった。これはグローバル金融危機直後の2009年1月(52.0)以来11年3カ月ぶりの最低水準。売上高基準で韓国国内600大企業を対象に18-25日に調査した結果だ。BSIは基準値(100)より低ければ今後の景気を悲観する回答がさらに多いことを意味する。BSIの前月比の下落幅(25.1ポイント)は通貨危機当時の1998年1月(28.0ポイント)以降、最も大きかった。研究院は「グローバル金融危機当時はBSI予測値が5カ月(08年9月-0911月)で46.3ポイント下落したが、今回は2カ月で32.7ポイント落ちた。企業が感じる危機感がはるかに大きい」と説明した。

中小企業の体感景気も過去最低となった。中小企業中央会が国内3150の中小企業を対象に調査した4月の業況・景気展望指数(SBHI)は前月比17.9ポイント下落した60.6だった。関連統計を出し始めた2014年2月以降の最低値だ。

2月の中小製造業の平均稼働率は69.6%と、前月比で1.0ポイント、前年同期比で2.8ポイント下落した。これは2008年8月(69.1%)以来の最低水準。