韓経:感染者1人が1.1人に感染させれば…大韓民国461万人が感染してこそ終息

  • 2020年3月26日

韓国の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)再生産指数を1.1に引き下げても人口の9%が感染してこそ終息するという分析結果が出た。再生産指数とは、感染者1人が追加感染させる患者数だ。これを下げるために政府の戦略的な対応が重要だという意味だ。今月25日、サムスンソウル病院感染病対応センターによると、韓国新型肺炎再生産指数が2.5であれば算術的に全体人口の60%が感染してこそ流行状況が終息する。韓国人口5127万人の中で3076万人が感染する数値だ。

新型感染病に対する免疫力を得るためには該当感染病にかかるか、またはワクチンを打つ必要がある。新型肺炎はまだワクチンがないため、かかった後回復する方法しかない。感染者1人が平均2.5人に感染させる新型肺炎は措置が取られなければ全体人口の60%程度が免疫力を得てこそ拡散が止まる集団免疫ができる。群れの中で該当感染病に対する免疫力がある人が多く感染病がこれ以上広がらない状態だ。

ただし、感染者が全部病院を訪れて急性期治療を受けなければならないという意味ではない。新型感染病中央臨床委員会によると、韓国患者の80%程度は軽く病んで治るためだ。

だが、このように全部感染するように放置する方式は大きな被害をもたらしかねない。患者が急増して病院に集まれば医療資源が不足し、その過程で死亡率が急騰するリスクが大きい。韓国新型肺炎致死率が1%であることを考えると、3076万人が感染した時死亡者は30万人に高騰する。

専門家らが感染緩和戦略を通じて感染者の急増速度を鈍化させる必要があると指摘する理由だ。サムスンソウル病院感染内科のチョン・ドゥリョン教授は「集団の中の接触率を持続的に減らして再生産指数が減少し、全体人口の中で感染者率がさらに下がれば流行が終息する」として「流行初期の集団内接触率を減らすことが感染を減少させるのに絶対的に重要だ」とした。

社会的距離を置くこと、症状を見せる者の隔離などを通して新型肺炎による感染者1人がさらに感染させる患者数を減らせば全体患者も減らすことができる。時間を稼ぐ間、ワクチンを開発すればこれを通じて免疫力のある人口を増やすのも可能だ。感染者1人が1.1人に感染させる割合で再生産指数を下げれば算術的に人口の9%程度が感染した時になってこそ終息する。韓国に限定すれば感染者数は461万4226人だ。マスクの着用、社会的距離を置くことなど遮断対策を活用しなければならない理由だ。