【寄稿】増える訪韓観光客、路上で眠らせるのか(2)

  • 2015年1月14日

観光ホテルは1960年代から韓国の高度経済成長を誘引した外貨獲得業種で、実質的な輸出工場であり産業基地の役割をしてきた。歴史的に韓国を訪れた国賓や外交使節を迎えたのがホテルだ。韓国で最初の社交ダンス場、韓国で初めてアイスクリームやコーヒーを味わうことができたところでもあった。ホテルは韓国が世界5位の国際会議大国に成長するうえでのインフラ施設でもあり、世界8位の貿易大国として各国から来たバイヤーを宿泊させ、購買交渉をするところでもある。また、国際レベルの文化・芸術展示が行われ、地方では地域を代表するランドマークの役割もしている。ここに各種ブティックホテルが増え、我々の生活の周辺に品格を与える建築名所としても定着している。観光ホテルに対する理解不足が残念だ。

まだ不承認となったホテル事業投資計画のうち41件の事業が再推進の意向があるという。このうち40が中小企業であり、7000億ウォン(約760億円)以上の新規投資と約1万9000件の新たな雇用も生じる。しかも学校から50メートル以上離れ、有害施設は無条件に排除した後、100室以上の規模のホテルだけ許容するという政府の関連法改正案も提出された。

この場合、ある大企業が推進していた光化門一円のホテル建設は自然に除外される。このように変えても観光振興法改正に同意できなければ、今までの反対を学習権の問題のためだけとは考えにくいようだ。

キム・サンテ韓国文化観光研究院選任研究委員