韓経:韓国、新型コロナ一日で505人増…新規感染者、中国も抜いた

  • 2020年2月28日

韓国における新型コロナウイルス感染症(コロナ19、新型肺炎)の感染者が猛烈な勢いで増えている。一日で505人が陽性判定を受けて新規感染者が中国(433人)を超えた。大邱(テグ)では感染が確認されても病院での治療を受けられないまま死亡した事例も出てきて、医療システムが崩壊したという指摘も出ている。

疾病管理本部(中央防疫対策本部)は27日、国内の新型コロナ感染者が505人増加して全体1766人に増えたと発表した。死亡者は1人追加で13人になった。先月20日に国内で初めて感染が確認されて以来、一日の新規患者が500人を超えたのはこの日が初めてだ。新規感染者増加の勢いが弱まった中国では、この日追加で433人が確認された。

この日追加された感染者は大邱地域(422人)に集中した。大邱だけで感染者が1132人となり、1000人を超えた。国内全体感染者の64%に相当する。新天地イエス教会(以下、新天地)大邱教会の信徒を中心に広がったこの地域の流行様相が大流行段階に移行しているとの分析が出ているのはこのためだ。

大邱では過去に腎臓移植を受けた高危険群の感染者(74、男性)が出ていたが、入院治療を受けることができず死亡した。新天地大邱教会の信徒であるこの感染者は、20年前に腎臓移植手術を受けた高危険群だった。今月22日から発熱などの症状を訴え、25日に感染が確認されたものの病床に空きがなく自宅待機していたが、嶺南(ヨンナム)大学病院への移送中に亡くなったことが分かった。

この日権泳臻(クォン・ヨンジン)大邱市長は黄教安(ファン・ギョアン)未来統合党代表に会った席で「今まで症状があるという人を検査したところ82%で感染が確認された」とし「大邱からの感染者が2000~3000人に達するとものとみられる」と話した。