韓経:今度は中国人が「脱韓国」ラッシュ…中国行き航空券が7、8倍に急騰

  • 2020年2月26日

新型コロナウイルス感染症の震源地の中国が韓国をさらに危険な国と見ている。このため韓国国内の中国人が中国に脱出しようとし、中国行き航空券が急速に値上がりしている。また中国に入る韓国人を強制隔離する事態も生じている。

25日の香港サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、中国旅行会社がホームページに掲示した仁川(インチョン)→青島(山東省)片道航空券料金は先週に比べ7、8倍に上昇した。吉林省延吉行きチケットもほぼ同じ水準に上がった。

中国オンライン旅行会社Cトリップ(トリップドットコム)の関係者は「普段は400-500元(約7万-8万7000ウォン)のソウル発青島行き片道航空券が3000元(約51万ウォン、約4万6300円)以上に上がった」とし「韓国から早く本国に戻ろうとする中国人勤労者の需要が増えているため」と説明した。

Cトリップによると、ソウル-青島路線は週300便以上も運航されている。ソウル-延吉路線は週100便ほどだ。このうち多くの路線が最近、新型コロナの影響で縮小された。航空券が値上がりする中、中国版ツイッターでは「韓国人が中国に避難している」というデマも広まっている。

青島市政府は25日、入国禁止外国国籍目録を発表したが、韓国を含めなかった。青島市は声明を通じて「青島に来る外国人に対する防疫を強化している」と明らかにした。ところがこの声明に対して中国人は「日本と韓国から来る人の入国を禁止すべきだ」と主張をしていると、SCMPは報じた。

中国ではすでに韓国人入国統制が現実化している。韓国が中国人入国制限を新型コロナが発生した湖北省に制限しているのとは異なる状況だ。

青島と同じく山東省にある威海市はこの日午前に到着した仁川発チェジュ航空便の乗客167人全員を市内のホテルに隔離した。この航空便には韓国人19人、中国人144人、その他の国籍4人が搭乗していた。中国が韓国発の入国者全員を隔離したのは今回が初めて。前日に広東省深センに到着した韓国発の旅客機に乗った韓国人約30人は同乗した中国人の発熱症状のため全員隔離された。

中国国営メディアは韓国人の入国禁止を主張した。環球時報の胡錫進編集長はウェイボに「伝染病が韓国から逆流するのを防ぐべきだ。韓国から入ってくるすべての人に対して14日間隔離することを提案する」とコメントした。環球時報と英字紙グローバルタイムズは連日、「新型コロナに対する周辺国の対応が遅い」という内容の社説を掲載している。