「韓日首脳会談の早期開催を」両国の学者が関係改善で声そろえる(2)

  • 2015年1月15日

◇「国益考えた戦略外交が必要」

韓国の外交専門家らは日本との関係改善のためには韓日と韓中の関係をゼロサムで認識してはならないと助言した。申ガク秀(シン・ガクス)前駐日大使は、「韓中関係の深化が韓日関係の悪材料と重なり、日本は韓国が中国に傾くのではないかと誤解している。韓国は日本との隙間を埋め北朝鮮問題に対して米国との協力体制を維持し、中国が北朝鮮の朝鮮半島撹乱行為を抑制するようにしなければならない」と強調した。

世宗(セジョン)研究所日本研究センターの陳昌洙(チン・チャンス)センター長は、「韓国の市民団体が日本の謝罪と賠償を要求する中で国益を考えた戦略外交は国内政治の渦の中で中心をつかむのが難しかった。日本の戦略的価値を冷静に評価する対策をまとめなければならない」と主張した。

両国の学者は何より韓日首脳会談を早期に成功させなければならないと声をそろえた。木村教授は、「首脳会談は合意を引き出す意味以上に相手国の行動を制約する主要な外交手段。両国関係を改善するための両国首脳の果敢なリーダーシップが必要だ」と話した。

韓日請求権協定を補完する新たな協定締結を検討しなければならないという意見も出てきた。戦後補償ネットワークの有光健代表は、「廃棄された1998年の韓日共同声明の前轍を踏まないよう過去と未来を盛り込んだ新たな韓日共同宣言を発表し、これを実現するための外交的追加協定や大きな構想を準備しなければならない」と強調した。