韓経:日本、新型肺炎「培養所」クルーズの乗客下船を検討

  • 2020年2月12日

日本政府が従来の方針を変更し、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の一部乗客の下船を認めることを検討している。韓国人14人が乗っているこのクルーズ船は初期防疫の失敗で新型コロナウイルス感染症の「培養所」になったという批判を受けている。船内では香港人の新型肺炎感染者が乗っていたことが確認された2日から10日までに計135人の感染者が発生した。

11日の日本経済新聞など日本メディアによると、厚生労働省はクルーズ船の乗客のうち新型肺炎に感染する可能性が高い高齢者や持病がある人からまず下船させ、周囲の病院に搬送する方針を固めた。現在のように船内に3700人近い人員を収容する場合、感染者数が急増するという懸念からだ。まだ乗客全員に対する検査はしていないが、船内に多数の人員を長期間待機させるのは良くないと判断したという説明だ。

当初、厚生労働省はウイルス検査で陽性が確認された人以外は5日から14日間、船内に留まらせる方針だった。日本政府は5日になってから乗客を客室に隔離するなど対応が遅れたため伝染病感染者が急増しているという指摘を受けている。特に閉鎖された空間に高齢者が多数いるため感染が急速に拡大した。富山県衛生研究所の大石和徳所長は「下船後に感染が確認された香港の男性からの感染だけでは説明できない。3次、4次感染が起きている可能性がある」と述べた。

一部の乗客には下船の道を開いたが、依然としてクルーズ船の防疫に対する日本政府の方針は定まっていない。加藤勝信厚生労働相はクルーズ船の乗客・乗員全員に対する新型肺炎感染検査を実施することを検討すると明らかにした。一方、菅義偉官房長官は「全員の検査は事実上難しい」と述べた。

クルーズ船の感染者を日本国内の感染者に含めず「その他」として集計している日本政府の態度も俎上に載せられている。日本ではクルーズ船感染者135人に日本国内の感染者26人を合わせて計161人の感染が確認され、国別の感染者数が中国に次いで2番目に多い。