韓経:中国のマスク「在庫切れ」…自動車・石油会社まで直接生産に乗り出す

  • 2020年2月11日

中国で新型コロナウイルスによる肺炎が拡散し、自動車と電子、石油企業までマスクなど医療製品生産に入った。

10日付ウォール・ストリート・ジャーナルによると、世界最大の石油化学会社のひとつであるシノペックは11本のマスク生産ラインを構築して生産を始めた。アップルのiPhoneなどを受託生産するフォックスコンはこのほど深セン工場でマスクの試験生産を始め、今月末までに1日200万枚の生産体制を整える計画だ。

ゼネラルモーターズ(GM)と上海自動車の合弁法人である上海GMとGMのまた別の中国合弁会社である五菱自動車は1日170万枚を生産できる14本のマスク製造ラインを稼動している。中国の電気自動車メーカーのBYDは1日にマスク500万枚と消毒液5万本を生産する施設を今月末までに構築する予定だ。

これら企業は生産したマスクなどをまず従業員に支給し、余裕分は助けが必要な施設に支援する計画だ。上海GMは公式ウィーチャットのアカウントに「伝染病との戦争で勝利するための社会的支援と参加がさらに増えるだろう」と掲示した。マスク不足は世界的な問題に浮上している。米スリーエム、日本のユニチャームなどはマスク工場を1日24時間1週間にわたり稼働している同紙は伝えた。

中国の地方政府の一部が外出時のマスク着用を義務化するなどマスク需要は増え続けている。特に上海市政府が9日にエアロゾルを通じた伝染の可能性を認めるなど空気感染の懸念が大きくなりマスク着用が必須という分析が力を増している。中国では政府が春節連休を9日までに延長しマスクの品薄現象が現れている。