韓経:韓国、KTXなど列車利用客20%減少…新型肺炎で不安拡散

  • 2020年2月5日

KORAILのソン・ビョンソク社長

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に対する不安が大きくなる中、KTXなど列車利用客も10~20%ほど減少したことが分かった。今回の事態が3カ月程度続けばKORAIL(韓国鉄道公社)の損失額が1000億ウォン(約92憶円)に達するという予想も出ている。

KORAILのソン・ビョンソク社長は4日、世宗(セジョン)市で開かれた記者懇談会で「旅行自制、移動心理の萎縮などで利用客が減り、先週末には前年より約20億ウォンの売り上げが減少した」と明らかにした。ソン社長は「旅行需要だけでなく、各種会議の取り消しなどでビジネス需要も減るなど、全般的に移動量が減っている」として「今後30%程度まで(移動需要が)さらに減少する可能性がある」と分析した。2015年中東呼吸器症候群(MERS)事態当時は平時に比べて輸送量と収益が約30%ずつ減ったことがある。

KORAILは先月22日から列車運行を前後に車両内部を消毒してきた。感染病危機警報の「警戒」段階が施行された27日からはお手洗いなど駅のサービス施設を含んで鉄道車両と客室を毎日1回以上防疫している。12人目の新型コロナウイルス感染者が先月22日と23日、KTXに乗ってソウルから江陵(カンヌン)まで移動した事実が確認されて確認者と接触の可能性があるソウル駅のきっぷ売り場の職員と列車乗務員なども自家隔離措置を取った。