韓中FTAなどをテコに輸出6000億ドル達成へ

  • 2015年1月16日

昨年、中国・カナダ・豪州・ニュージーランド・ベトナムなど5カ国と自由貿易協定(FTA)を妥結した韓国政府は、今年はこれまでのFTA活用を最大化して輸出6000億ドルを達成するという目標を立てた。韓中FTAを活用するために「チャイナデスク」を新設して中国の内需市場を攻略することにした。

産業通商資源部は15日の5部署合同新年業務報告で、すでに妥結したFTAの活用度を高めて今年の輸出6000億ドル、外国人直接投資(FDI)200億ドル(申告基準)を達成すると明らかにした。昨年の輸出は5731億ドル、FDIは190億ドルだった。

クォン・ビョンオ産業部貿易投資室長は「韓国は米国・欧州連合(EU)・中国など世界3大経済圏と全てFTAを結んだ唯一の国」として「今こそこれまでのFTAをうまく活用して中国とグローバル企業の投資を誘致する時」と話した。

具体的には韓中FTAの発効に備えて企業の中国の内需市場攻略を支援するチャイナデスクを3月に貿易協会に設置することにした。チャイナデスクは中国と貿易取引をする韓国企業に原産地の管理、輸出市場の開拓、非関税障壁の解消などのサービスを総合的に支援する。また11月までに食品・再生可能エネルギー・部品素材など韓中FTAの発効で恩恵を受けられる有望品目を選定して韓中FTAを十分に活用できるよう支援することにした。

産業部はこうした支援策を通じて現在60.4%水準である中小・中堅企業のFTA活用率を65%まで引き上げるという目標を立てた。FTAを活用できていない中小企業にはコンサルティング支援をすることにした。