韓経:労働組合の「ゲリラ式ストライキ」に…ルノーサムスン、今日から「部分職場閉鎖」

  • 2020年1月10日

ルノーサムスン自動車が10日から「部分職場閉鎖」に入る。釜山(プサン)工場の夜間の稼働を全面中断することにした。生産職の勤務形態も従来の昼・夜間2交代から昼間1交代に転換する。今後、昼間1交代勤務形態が定着すれば、大規模な人員削減が避けられないという懸念が出ている。

自動車業界によると、ルノーサムスンは釜山工場の夜間稼働を全面中断する「部分職場閉鎖」に踏み切ることにした。釜山工場(年産30万台)の生産台数が減り、同社の労働組合の全面・部分ストライキで工場の稼働率まで大きく落ちたからだ。

会社関係者は「部分職場閉鎖は労働組合にこれ以上振り回されないという会社の断固たる意志を明らかにするための措置」とし「10日から昼間組だけを運営する非常生産体制に入る」と伝えた。続いて「QM6などの納期遅延をこれ以上放置できないために下した決定」と説明した。

ルノーサムスンは夜間勤務組が部分職場閉鎖に入る代わりに、昼間勤務組は非組合員と組合員のうちストライキ不参加者を選別して生産ラインを稼働することにした。組合員のうち操業を希望する職員が勤労希望書を提出すれば、昼間勤務組で正常に勤務できるようにする方針だ。

ルノーサムスンの労使は昨年の賃金および団体協約交渉に関連し、基本給引き上げをめぐる隔たりも狭められずにいる。労働組合は昨年末から最近まで「ゲリラ式ストライキ」を繰り返している。一部の組合員が順に1、2時間ずつ操業を拒否する形だ。

労働組合のストライキで昨年末からこの日まで釜山工場の生産支障台数は6000台を超えた。1200億ウォン(約113億円)ほどの損失が発生したと会社は推算している。ルノーサムスンは現労働組合執行部になった2018年以降、500時間近いストライキで累積売上損失だけで4500億ウォンにのぼると主張した。

労働組合は強く反発した。労働組合の関係者は「使用者側が一方的に部分職場閉鎖カードを取り出した」とし「労働組合に同調しない組合員だけを選んで工場を運営するという意図」と話した。