韓経:<CES2020>「コーラ1杯ください」と言うとサービス…先を進む日本・中国のロボット

  • 2020年1月9日

オムロンが公開した卓球コーチロボット「FORPHEUS」。

世界最大電子ショー「CES2020」が開幕した7日(現地時間)、米ラスベガスのコンベンションセンター(LVCC)サウスホール。入口を入ると、珍しい卓球試合が行われていた。卓球の実力がある職員と試合をしている相手は人工知能(AI)卓球コーチロボット「FORPHEUS」。ロボットは上段に付いたカメラ2台でボールのコースと速度を1秒あたり80回測定し、ボールの落下地点を予測して正確に打ち返した。

ロボットはボールを打ち返すだけではない。AIは競技をしながら相手の表情、身体の動き、ボールの軌道などを分析した。難易度も調節する。初心者にはやさしいところに、上級者には難しいところに打ち返す。製品を開発した日本オムロンのナイジェル・ブレイクウェイ取締役は「技術が人間とどう相互作用するかを研究するためにFORPHEUSを開発した」と説明した。

◆人間を超えるロボット

CES2020のAI・ロボティクス館の主人公は日本と中国の企業だった。単に「楽しみ」を与えるロボットではなく、人間レベルに進化したAIを搭載したロボットが登場した。

目を引いたもう一つの主人公は中国ユニコーン企業UBテックが公開したヒューマノイドロボット「Walker」だった。身長145センチ、体重77キロの「Walker」は36個の高性能関節(アクチュエーター:動力を利用して機械を動かす駆動装置)を持つ。「コーラ1杯ください」と言うと、Walkerは食卓に行って栓抜きでコーラを開け、グラスに注いで持ってきた。顔に付いたカメラで認識した情報を分析し、コーラの瓶と栓抜き、ガラスコップを操った。指の関節を自由自在に使うため、物をつかんで置くのも自然だった。机の上の紙にバラの花を描いてプレゼントしたり、関節を自由自在に動かしてバランスを保ちながらヨガをしたりすると、観覧客の笑いを誘った。

日本のファナックは作業現場で人と共に働く協働ロボットを紹介した。注目を集めた製品は「錠剤を入れるロボット」だった。現場には白い錠剤と赤い錠剤の薬が散らばっている状況で、これを2つの小さなガラス瓶に色別に入れる「ミッション」が準備されていた。観覧客とロボットの対決はほとんどロボットの勝利で終わった。速い処理はもちろん正確度も100%だった。

◆韓国企業も展示したが…

韓国電子企業は中国・日本企業の「ベンチマーキング」対象になって久しい。今回のCESでも中国ハイアールはLGスタイラーを模倣して製作した「衣類管理クローゼット」を、中国のハイセンスと長虹はサムスン電子ライフスタイルテレビ「「The Sero」を真似た縦に動くテレビを出した。

しかしロボット分野では韓国は遅れを取っていた。サムスン電子、LGエレクトロニクス、斗山(ドゥサン)ロボティクスなど韓国企業がロボット市場に参入するために製品を展示したが、日本や中国の企業と比べると「初歩」水準だった。クッキングロボットがソースを持ち上げてかけたが、決められたところに置かれた特定のソースであり、複数のソースの中から望むソースを選んでかけるのではなかった。