韓経:漢江結氷観測なし・済州の朝の気温18度…歴代級の「暖冬」…なぜ=韓国

  • 2020年1月8日

韓国で「暖冬」が続いている。先月、歴代で最も少ない量の雪が降った中で、今月に入っても例年に比べて4~5度ほど高い気温が続いている。まだ漢江(ハンガン)の結氷が観測されておらず、全国各地の一日の最低気温が史上最高値を更新する地域が出現している。

7日、韓国気象庁によると、今年の冬に入り漢江の結氷はまだ観測されていない。2018年は12月31日、2017年は12月15日に漢江で最初の結氷が観測されたことと比較する、かなり遅れているといえる。気象庁関係者は「今年の冬は冷たいシベリア高気圧の勢力が弱く、暖かい天気が続いているため結氷が遅れている」と説明した。

漢江は、ソウルの一日の最低気温が氷点下10度以下に落ち昼間の気温も氷点下に留まるほどの寒さが4~5日続いたときに凍る。先月の平均気温は2.8度で、例年(1.5度)よりも高かった。観測が始まった1973年以降、歴代で8番目の高い気温だった。一日の最低気温が氷点下10度以下に落ちた日は2日にとどまった。

先月の全国平均積雪量は0.3センチで、気象観測が始まって以来、最も少ない積雪量を記録するほどの暖かい日が続いた。例年(1981~2010年)の漢江初結氷は1月13日だ。今年の冬は今月も大きな寒波は今のところ予想されておらず、来月にずれ込む可能性があると気象庁はみている。

南部地方では一日の最低気温が観測史上最高値を更新した地域も現れている。7日、全羅北道高敞(チョルラブクド・コチャン)は朝の最低気温が10.3度、順天(スンチョン)7.1度、済州(チェジュ)18.5度、西帰浦(ソギポ)17.3度を記録し、1月を基準とした朝の最低気温が最も高い日として記録された。気象庁関係者は「太平洋から暖かい空気が流れてきて、夜中の湿度が高く、気温が下がらなかったため」と説明した。

「暖冬」はしばらく続くものとみられる。気象庁の中期予報によると、今月16日までソウルの最低気温は氷点下2度~氷点下5度、最高気温は3~5度水準となっている。気象庁関係者は「予報通りなら、今月26日まで大きな寒波はないだろう」と見通した。