韓経:「5G1位に安住せず6G技術開発始めなくては…核心部品国産化が重要」

  • 2019年12月11日

「第19回モバイル技術大賞」授賞式が10日にソウルのCOEXで開かれた。大統領賞はサムスン電子の「ギャラクシーフォールド」が受けた。前列左からF&Dパートナーズのチャン・ヒョンジェ代表、アップドクターのホ・ソクキュン代表、アイアムファインのク・ジャミン代表、イノプレッソのチョ・ウンヒョン代表、サムスン電子のキム・ジュニョン専務、ウィーミートのカン・グィソン代表、SKテレコムメディアラボのイ・サンボム所長、モストパワーのイム・グムソン代表、チェ・ソングァン氏。後列一番左はメタモルフのノ・ドンヒョン理事、一番右はセインティオのパク・ギプン代表。キム・ヨンウ記者

「第5世代(5G)移動通信サービスをいま始めたばかりなのにもう第6世代(6G)移動通信ですかって? 技術標準を先取りするには素早く技術開発に乗り出さなければなりません」。

情報通信評価企画院(IITP)のチェ・ソンホ未来通信電波プロジェクトマネージャー(PM)は10日にソウルのCOEXで開かれた「2020モバイルフロンティアカンファレンス」で先制的な6G技術開発の必要性を強調した。

チェPMはこの日「6G技術方向と国家研究開発戦略」を主題に基調演説した。彼は「以前世代の技術も6~7年前から研究開発を始めた。すでに米国と中国、フィンランドなどが6Gに参入した」と話した。続けて「これらの国は早ければ2028年に6Gサービスを商用化するだろう」と予想した。

モバイルフロンティアカンファレンスは科学技術情報通信部が主催し韓国経済新聞社と韓国情報通信振興協会(KAIT)が主管する行事だ。モバイル産業の未来を提示し新技術トレンドを議論する場だ。

各国と企業は6Gの特徴として▽超性能▽超空間▽超知能などを挙げる。6G時代が来れば無線通信速度が1Tbps(1秒当たり1テラバイト)水準に速くなる。地上だけでなくドローン、低軌道衛星など空を飛ぶものとも通信する。人工知能(AI)技術を組み合わせてネットワークを効率化する革新なども加速化する見通しだ。

チェPMは素材・部品・装備の国産化基調に合わせ6G関連国産部品の重要性も強調した。彼は「5G開発段階では部品・素材の研究開発が不十分だった。6Gは開発段階から核心部品を国産化しなければならない」と話した。

LGエレクトロニクスは超高速通信網とともに社会を変えているAI技術を紹介した。LGエレクトロニクスのキム・ジュミン人工知能研究所長は「多くの企業がソフトウエア能力を基盤に生産、製品、サービスなどを革新している」とし、サービス革新事例としてスターバックスの「サイレンオーダー」を挙げた。サイレンオーダーはアプリケーションを通じてあらかじめ飲み物を注文すると、距離などを計算して到着時間に合わせて飲み物を提供するサービスだ。キム所長は「スターバックスはデジタル転換を通じて流通企業から金融企業に変身している」と分析した。

製造革新事例ではアディダスの「スピードファクトリー」を紹介した。キム所長は「アディダスはAI技術などを適用したスピードファクトリーを通じて生産効率性を高めて生産基地を(人件費が低い)中国から自国であるドイツに移転できた。韓国も通信網とAI技術を基盤に海外に移転した工場を国内に誘致し国家競争力を高められる」と話した。