韓経:トランプ大統領「在韓米軍、駐留・撤収どちらにも行くことができる」

  • 2019年12月4日

トランプ米大統領は3日、「在韓米軍駐留でも撤収でもどちらにも行くことができる」と明らかにした。韓国に防衛費分担金引き上げを最大限圧迫するため「在韓米軍カード」まで切り出したものと分析される。

トランプ大統領はこの日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と開いた記者会見の途中で、「韓半島(朝鮮半島)に米軍が駐留することが米国の利益に合致するか」という質問に、「それは論争の種になるかもしれない。私はどちら側にも行くことができる」と話した。また「私は(駐留でも撤収でも)両方とも主張できる。そのようにするなら彼ら(韓国)は防衛費分担をさらに公正にしなければならない」と付け加えた。

トランプ大統領が在韓米軍撤収の有無と防衛費分担金引き上げを結びつけて言及したのは今回が初めてだ。昨年6月12日のシンガポールでの米朝首脳会談直後の記者会見で言及したことはあるが、このように露骨に在韓米軍撤収の可能性を取り上げたことはなかった。

トランプ大統領の発言はこの日ワシントンDCで行われる韓米防衛費分担金特別協定(SMA)交渉を目前にして出てきたという点で注目される。チョン・ウンボ韓米防衛費分担交渉大使は前日、「(SMAの枠組みに)変化がないようにすることがわれわれの立場」と明らかにした。現行のSMAで韓国が負担することになっている項目である▽在韓米軍韓国人雇用員の賃金▽軍事建設費▽軍需支援費の枠組みの中で交渉がなされなければならないという原則を強調したと解釈される。これに対しスティルウェル米国務次官補はこの日ブルッキングス研究所が主催したセミナーで「最近数十年間で韓日両国の能力は幾何級数的に成長した」として防衛費増額の必要性を再度圧迫した。