韓経:「現代重工業・大宇造船結合」内外で手強い航海

  • 2019年12月2日

日本最大の造船会社である今治造船と2位のジャパンマリンユナイテッド(JMU)が資本業務提携で合意した。中国の2大造船会社である中国船舶工業グループ(CSSC)と中国船舶重工グループ(CSIC)の合併法人も最近スタートした。世界1位と2位の造船会社間の結合である現代重工業の大宇造船海洋買収に対応するため世界の造船業界に規模拡大の風が吹いているという観測が出ている。

1日の外信と業界によると、今治造船とJMUは共同で資本を出資して船舶設計を担当する会社を設立し生産効率化作業を推進すると先月29日に発表した。両社は日本政府の独占規制承認手順を踏んだ後に最終契約を結ぶ計画だ。出資比率と提携内容は来年3月までに決めることにした。

日本の造船業界が提携を通じた規模拡大に出たのは韓国と中国に遅れを取っている受注実績のためだ。日本はこれまで中小造船会社が市場を動かしてきた。このため液化天然ガス(LNG)運搬船など大型船舶建造に不利だという指摘が多かった。造船・海運分析機関であるクラークソンによると、日本の造船会社の今年10月までの船舶受注は233万CGT(標準貨物船換算トン数)で前年同期比60%以上減少した。韓国の695万CGT、中国の611万CGTの3分の1水準だ。今治造船の昨年末基準受注残高525万CGTとJMUの216万CGTを合わせると741万CGTで現代重工業の1114万CGTを追いかけることになる。

中国もマンモス級造船会社を前面に出して韓国追撃に出た。中国1位の造船会社であるCSSCと2位のCSICが合併した中国船舶工業グループ(CSG)が先月26日にスタートした。147の研究機関と系列会社を率いたCSGは従業員数だけで31万人に達する。総資産規模は7900億元(約12兆2931億円)に達する。CSSCの昨年の世界造船市場でのシェアは11.5%だ。7.5%のCSICと合わせれば世界の造船市場の19%を占める。13.9%の現代重工業が7.2%の大宇造船海洋を買収すると世界市場でのシェアは21.9%で匹敵する。

世界の造船市場の覇権をめぐり韓日中間の競争が激しくなりながら現代重工業の大宇造船海洋買収を急がなければならないという指摘も出る。現代重工業は韓国、中国、日本、欧州連合(EU)、シンガポール、カザフスタンの6カ国で企業結合審査を申請し、現在カザフスタンだけで承認を受けた。競争法が最も厳格で企業結合承認の核心国に挙げられるEUでは来年上半期ごろに結論が出ると予想される。

こうした渦中で大宇造船海洋労組はベルギーのブリュッセルにあるEU執行委員会を訪ねて現代重工業グループの買収反対集会を開いた。法人分割無効訴訟を起こした現代重工業労組はストを行っている。輸出入銀行のヤン・ジョンソ専任研究員は「韓国も買収合併と合弁会社設立など構造調整を急がなければならない」と話した。