韓経:中国光棍節に人気集めたサムスン「ギャラクシーフォールド」…40分で「完売」

  • 2019年11月12日

サムスン電子の折り畳み式スマートフォン「Galaxy Fold(ギャラクシーフォールド)」

サムスン電子の折り畳み式スマートフォン「Galaxy Fold(ギャラクシーフォールド)」が中国最大のショッピングイベントである光棍節でも「完売」御礼となった。

サムスン電子はソーシャルメディアの微博(ウェイボー、中国版ツイッター)を通じて、中国市場に11日午前10時(以下、現地時間)に出したギャラクシーフォールドのオンライン販売物量が品切れになったと伝えた。販売が始まって約40分後のことだ。サムスン電子は同日午後8時に再販を進めた。

ギャラクシーフォールドは中国に初めて発売された今月8日も超スピードで売り切れた。中国の大型電子商取引企業であるアリババとJDドットコム(京東)に準備された物量が2秒ですべて売り切れた。上海南京東路のサムスン旗艦店にもギャラクシーフォールドをいち早く手に入れようとする中国の人々が列を作った。発売初日の販売物量は2万台程度だという。11日にはこれより多くの物量が放出されたものと予想される。

これまでサムスン電子は中国市場で苦戦を強いられてきた。2013年には市場シェアが20%に達したが、ファーウェイ(華為)やシャオミ(小米)など「コストパフォーマンス」を前面に出した現地企業に毎年少しずつシェアを奪われてきた。市場調査企業ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、サムスン電子の今年4-6月期の中国市場シェアは0.7%だった。携帯電話の販売不振に人件費上昇まで重なりながら、今年9月末には広東省恵州にある最後のスマートフォン工場が閉鎖された。

業界ではギャラクシーフォールドの完売記録がシェア上昇につながるか神経を尖らせている。5世代(5G)移動通信スマートフォンは現地反応が悪くない。市場調査企業IDCによると、サムスン電子は7-9月期中国5Gスマートフォン市場で29%の占有率を占めた。中国企業VIVO(54.3%)に次ぐ2位だ。

サムスン電子もこの機会を積極的に活かす考えだ。先月末、上海の南京東路に初の旗艦店をオープンした背景だ。最近では中国無線事業部組織も改編した。現地の流通チャネルとの協力を強化するためだ。

フォルダブルフォン市場をめぐる競争はファーウェイの「Mate X」が発売される15日からという声もある。外に折りたたむ「Mate X」の出荷価格は1万6999人民元(約26万4500円)で、ギャラクシーフォールドに比べて1000人民元(約1万5500円)ほど高い。