韓経:求職も放棄「ただ休む」…217万人で過去最多=韓国

  • 2019年11月6日

働く能力があるのに就職する意思がない就職放棄者が初めて200万人を超え過去最多を記録した。雇用市場が冷え込み仕事を求めない人が増加していると分析される。

統計庁が5日に発表した「非賃金労働と非経済活動人口付加調査結果」を見ると、8月基準で「休んでいる」人口は217万3000人で前年同月より34万9000人増えた。2003年に関連統計の集計を始めてから8月基準で「休んでいる」人口が200万人を超えたのは今回が初めてだ。増加幅もやはり2011年1月の35万4000人から8年7カ月来の大きさだった。「休んでいる」主な理由は「体調が良くない」が41.7%、「望む仕事が見つからない」が16.9%、「退社(定年退職)後に休んでいる」が16.3%の順だった。

「休んでいる」人口とは働く能力はあるが希望する仕事がないなどの理由で働いていない人を意味する。経済活動人口には含まれず、統計上は失業者に分類されない。

「休んでいる」人口は高齢層に多く分布するのが一般的だ。だが今回の調査で「休んでいる」人口のうち60歳以上の割合は39.2%で1年前に比べ2.1ポイント減った。これに対し20代の割合は15.7%から16.1%に、30代は10.5%から11.4%に増えた。延世(ヨンセ)大学経済学部のソン・テユン教授は「雇用率が改善されているのと反対に『休んでいる』人口が急増したということは実際の雇用状況がさらに悪化していることを示す」と話した。