韓経:中国に追いつかれた韓国ゲーム…輸出額は中国の半分に満たず

  • 2019年10月30日

「雨後のタケノコだ」。中国のゲーム業界に対する韓国の専門家らの評価だ。自国内需市場が強固な上に政府の支援も多く規模を急速に拡大している。韓国コンテンツ振興院と中国音響デジタル協会が29日に明らかにしたところによると、2017年基準で中国ゲーム企業の輸出額は82億8000万ドルに達した。韓国のゲーム輸出額39億1000万ドルの2倍を超える。2013年までは韓国の輸出額が多かった。2014年に初めて追いつかれ、毎年格差が広がっている。

15年前には中国ゲーム産業のカギは韓国が握っていた。2003年に中国のオンラインゲーム市場で韓国製ゲームのシェアは53%に達した。上位38社のゲーム会社が57種類のゲームを流通したが、このうち半分以上の30種類が韓国のゲームだった。業界関係者は「当時は韓国のゲームを学ぶことが現地企業の共通した経営戦略だった」と説明した。

中国のゲーム企業の体質が変わり始めたのは2000年代半ばだ。韓国製ゲームをベンチマーキングして開発能力を育てた。韓国製ゲームを自国内で流通させて確保した資金は海外有望ゲーム会社の買収と開発人材採用に投じた。

中国のゲーム崛起を説明する時に省けないもののひとつが政府の積極的な支援だ。中国政府は2012年に第12次5カ年文化産業倍増計画をまとめた。ゲームを11大重点産業に含め積極的に育成した。自国のゲーム産業を保護するために版号(流通許可)政策も施行中だ。政府の許可を受けなければゲームを流通できないというのがこの制度の骨子だ。外国企業は現地企業を通じてだけ流通が可能だ。