韓経:文在寅大統領「脱チョ・グク」民生経済オールイン

  • 2019年10月14日

韓国の文在寅大統領

日本の天皇即位式出席者に李洛淵(イ・ナギョン)首相を指名した文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国政運営基調を民生と経済とし、2カ月以上にわたり続いている「チョ・グク政局」の局面転換に出る。

文大統領は14日、首席・補佐官会議を通じてアフリカ豚コレラ(ASF)防疫など民生懸案を点検する。チョ・グク法務部長官をめぐる陣営間争いに対するメッセージを自制し、民生課題に力を注ぐという考えだ。

韓国政府は15日、「未来車産業ビジョンと戦略」を発表する予定だ。未来車はバイオヘルスやシステム半導体とともに文在寅政府が核心新産業に挙げた3大軸の一つだ。これまで未来車ビジョンの発表は材料・部品・装備をめぐる韓日葛藤が続いて後回しにされてきた。今回の発表を通じて、政府は自動運転やエコなど未来車についての国家ビジョンを公開すると発表された。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「経済活力を生かすために総力を挙げるという大統領の意志が入っている」とし「今後も経済関連の動きが引き続き予定されている」とした。今月4日の経済団体長との非公開昼食、11日のサムスンディスプレー新規投資協約式出席もこのような国政運営基調を反映したものだという説明だ。

世界景気の鈍化が加速し、文大統領の危機感も高まっている。文大統領は11日、洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官から定例報告を受けた。文大統領はこの席で「民間の活力が弱くなる状況」としながら「財政を通じて効果的に補完することが政府の基本責務」と強調した。18日には青瓦台で駐韓外交団を招待してレセプションを開く。招待を受けた中には長嶺安政・駐韓日本大使も含まれている。